留学中の英語力アップ方法 その3 〜 Listening編

2011-11-10

CATEGORIES 留学中の英語力アップ方法by.Katsurayama0 Comments

前回の投稿


留学中の英語力アップ方法 その2 〜 Listening編(2011年10月29日)


の続きです。


続きを待っていたという方には誠に申し訳ございません。

ブログを書くためのまとまった時間がなかなか取れずに今日になってしまいました。


今回は、前回の最後で予告した


「でも、読むときは分かるのだが、聞くとなると途端に分からなくなる」


について。


「読むとわかるが、聞くと分からない」


の原因は主に2つ。


1.実際に発話される音声を知らない

2.スピードについていけない


まず1の「実際に発話される音声を知らない」について。


例えば、皆さんの周りの誰かが「あざーす」と言っていた場合、特にその発言の背景を知らなくても「あざーす」は「ありがとうございます」の意味であると分かるはずです。

それは「あざーす」と発音される表現が「ありがとうございます」を意味すると知っているから。


同様に、ワッチャドゥーイン トゥモロー? (Whacha doin’ tomorrow? という感じの発音)と言われて、それが “What are you doing tomorrow?” を意味すると知っていれば、それに回答するのは難しくはありませんよね。


しかし、ワッチャドゥーイン(Whacha doing’)が何を意味するか分からなければ、聞き直さなければなりません。

友人なら、もう一度言ってもらったり、ゆっくり言ってもらったりすることができますが、聞き直せないような状況やテレビなどでは、何を意味するか分からない音声表現は聞き流されることになり、英語力向上につながりません。


このように自分が知っている音声と、実際に発話される音声がズレていることがあります。

その場合、実際に発話される音声をひとつひとつ覚えていかなければなりません。


続いて、2の「スピードについていけない」について。


「ゆっくり話してくれれば分かるけど、速く話されるとついていけなくなる。」


このブログを読んでいる誰しもが実感したことがあることでしょう。


速く話されると分からなくなる理由の1つが、速く話すときは音声がつながったり、省略されることが多くなるから。

先ほどの例で言えば、What are you doing? が速く話されるときは Whacha doin’? になりがちです。


もう1つの理由が、英文の処理能力が話のスピードについていけなくなるため。

非常に単純な理由ですが、英文を速く処理するためには、使われている表現にもともと慣れている必要があります。
意味が不明・曖昧、または理解が浅い表現が使われると、その表現の理解に手間取り、速く処理ができなくなり、話から置いていかれることになります。


では、「読むとわかるが、聞くと分からない」の主な原因である「実際に発話される音声を知らない」「スピードについていけない」に対応できるようにするにはどうしたらよいか。


先ほども書きましたが、まずは自分がもともと知っている音声と実際に発話されることがある音声が異なることを認識しなければなりません。

友人とのコミュニケーションなら、再度言ってもらったり、発音を確認できますが、そのような機会を持てる方は多くはないでしょう。
また実際の会話において、話を何度も止めて、ネイティブスピーカーの友人に言い直してもらうのは、会話の楽しみを阻害しかねません。


お勧めは、これまでいろいろな投稿において書いてきましたが、transcriptのある教材で学習すること。

transcriptとは話の内容が書かれたもの。transcriptのあるものであれば、自分が聞き取れなかった箇所を聞き直し、実際に発話される音声を確認することができます。


以前に「留学前」の英語力アップ学習法に関する一連の投稿の中で CNN English Express をお勧めしましたが、


留学準備としての英語力アップ  その3(2010年4月8日)


すでに留学している方は、自らの留学生活の中から、どのような状況での英語を最も聞き取れるようになりたいかが明確になっているはずです。

自分が最も興味がある分野で、かつtranscriptがある教材となるものを見つけましょう。


例えば、授業の英語が聞けるようになりたい場合、その授業と同じようなトピックの講義や講演はYoutubeTED等で見つけられるはずです。

特にTEDの講演にはtranscriptがあり、非常に便利です。


TEDの講演を「表現が聞きとれ、理解できる」ようになった後は、講演者の話と同時に、transcriptを読んでいけば、表現を覚えるきっかけにもなります。

表現を覚え、慣れを養っていけば、英語を処理するスピードも上がっていきます。


と、ここまで書きましたが、実際に留学している人にとっては、授業の課題をこなす以外に何かする余裕がないという人もいるでしょう。

そのような方は、英語力の向上に関して気にすることなく、とにかく授業についていくことに集中して下さい。
授業のために課題の本を読んだり、発言の準備をしたり、できるだけ聞きとろうとしていくうちに、英語力は徐々に上がっていくものです。


しかし、Listening力を更に高めたいという方は、これまでお伝えしてきたことを実践しましょう。


留学中の英語力アップ その4 ではSpeaking編を書く予定です。

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