ローディング

Loading0%

留学中の英語力アップについて その2 〜 Listening編

前回の投稿


留学中の英語力アップ方法 その1 〜 Listening編(2011年10月18日)


のまとめでは


自分にとって分かりやすい英語を多く聞くことが大切

そのために楽しく英語でコミュニケーションを行える友人を作ろう


と書き、そして


とは言っても、自分にとって分かりにくい英語を聞けるようにならなければなりません。


と次回の内容の予告を行いました。


今回は予告通り「分かりにくい英語を聞けるようにする方法」について書きます。


確かに留学をすると様々な場面で英語を聞く機会を持つことになり、その多くで話者が言っていることが分からないという状況に遭遇する方もいらっしゃるでしょう。


いろんな場面で英語が聞き取れないと落ち込みますよね。


毎朝見るニュースを理解できるようになりたい

寮の隣の部屋のアメリカ人の友人が話しかけてくる内容をすべて理解できるようになりたい
授業中での教授やクラスメートの発言が正確に理解できるようになりたい
好きなテレビ番組のホストが言っていることを理解できるようになりたい
映画のセリフを理解できるようになりたい
よく見るスポーツの中継が理解できるようになりたい
好きな歌手の歌の歌詞を聞き取り、理解できるようになりたい
レストランでのメニューの説明が理解できるようになりたい
よく行くコーヒーショップの店員同士の会話を理解できるようになりたい


気持ち、よーく分かります、痛いほど。


しかし、すぐに全てが分かるようにはなりません。

そもそも日本語でだって、上記のような状況すべてで理解するのは極めて困難です。


いっぺんに多くを望んでもうまくいかず、落ち込むだけです。


You can’t win them all.


「選択と集中」が大切です。


まずは


自分にとってどのような状況での英語を理解できるようにすることが「最も」大切か


を決めましょう。


留学中のほとんどの人にとって、授業中での教授やクラスメートの発言を理解できるようになることが一番重要であろうと思われるので、ここでは、クラスでの教授やクラスメートの発言を分かりやすくする方法について書きます。


難しめの話の内容を理解する際、非常に大切なのが専門用語や背景知識です。


学術的な専門用語は日本語で説明されてもピンとこないものも多いですよね。

授業の中で使われると予測される専門用語は、テキストや辞書、ネットでの検索を通して理解を深め、自分でも使えるようにしましょう。


続いて背景知識ですが、まずはその日の授業のために出された課題を(できれば)すべて読むこと。


課題が読み切れない場合の対処方法は、以前に以下で書きました。


大学院留学最初のセメスター その4(2011年9月12日)


ここでの「すべて読む」とは「すべてを詳細に読む」ということではありません。

日本語での課題であったら、重要性の低いところは、速く読んだり、飛ばして読んだりすることもありますよね。


英語においても同じ事をしましょう。

しかし大切と思われる部分は丁寧に読んだり、メモをしたり、その内容をまとめたりすべきです。


課題の読み物を通して英語力を高めようとしてはいけません。

辞書を引く場合は、意味をチェックしないと大切と思われる内容が理解できない場合や意味の分からない単語が繰り返しでてくる場合に限りましょう。


そのようにして、大量の課題を読んでいくと、自らの英文処理速度が上がっていきます。

より速く読めるようになれば、当然より多くが読めるようになり、以前は読みきれなかった課題をすべて読めるようになってきます。


もともと自分が知っている内容に関する話に対する聞き取りは、背景知識がないものよりも、ずっと楽になります。

余裕があれば、課題と関連するテーマの論文や記事を読んでおきましょう。
(ネットで検索すればいくらでもでてくるはずです)


聞いて理解できるようになるには、まずは読んで理解できていなければなりません。

自分が聞き取りたい分野の内容を、快適にスラスラと読めるようになると、聞き取りもずっと楽になります。


「でも、読むときは分かるのだが、聞くとなると途端に分からなくなる」ということもありますね。

長くなりそうなのでその続きは、次回とさせていただきます。

コメント

コメントを残す

まずは無料体験授業を受講する