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TOEFL OGは本試験よりも易しいか? その2

2010.11.19

今回はTOEFL iBT Official Guideと本試験のReadingを比べます。

 


実は、
2nd Edition以前から存在したRLの問題と3rd Editionになって追加されたRLの問題は傾向が異なる部分があります。

3rd Editionになって追加された問題(Practice Test 2)のReadingListeningの問題は、本試験レベルの問題といってもいいでしょう。

このOGPractice Test 2の問題は、実際に、過去に本試験に出題されたものと思われます。


とお伝えしました。


OG
Readingでは、もともと2nd Edition以前から存在したもの(2nd問題)と3rd Editionで追加されたもの(3rd問題)ではどう異なるのか。

まずは語数から比べましょう。


本試験形式になっている
Reading 2nd問題のパッセージは以下の9つ。

2nd問題のパッセージのそれぞれの語数は


622 The Origins of Cetaceans

749 Desert Formation

675 Early Cinema

663 Aggression

678 Artisans and Industrialization

662 Swiming Machines

672 Nineteenth-century Politics in the United States

661 The Expression of Emotions

613 Geology and Landscape

平均 666.1 words

3rd問題の3パッセージは

687 Feeding Habits of East African Hebivores

681 Loie Fuller

673 Green Icebergs

平均 680.3 words


平均の語数の差は
14語くらいと大きくはありませんが、2nd問題のパッセージの中には、622613語という3rd問題の3パッセージと比べ50語以上少ないものもあります。


ちなみに、
TOEFL iBTの公式模擬試験Complete Practice TestVolume 34(現在、販売されていません)のReadingパッセージの語数は以下の通り。


708 Architecture (Vol. 3)

668 The Long-Term Stability of Ecosystems (Vol. 3)

718 Depletion of the Ogallala Aquifer (Vol. 3)

684 Deer Populations of the Puget Sound (Vol. 4)

708 Cave Art in Europe (Vol. 4)

700 Petroleum Resources (Vol. 4)

平均 697.6 words


Reading 2nd
問題が少ないのは、パッセージの語数ではありません。

Reading 2nd問題はすべて1パッセージあたり14ポイントになっています。

分かりやすく言えば、14問分です。

それに対して、3rd問題は15問分(正確には15ポイント)になっています。

Complete Practice Testの問題も1パッセージあたり15ポイント。)

つまり、2nd問題の方が3rd問題よりも1問分少ないのです。


本試験を受けた方は、
1パッセージ1問分の差がどれだけ大きいか分かるはずです。

ウェブトフルのReading OG 8 Day演習コースでは、2nd問題を解く際、本試験と同様の20分ではなく19分で解いてもらっています。

その他にもOGよりも本試験の問題の方が「選択肢が少し長い」といったポイントもあるのですが、確認に時間がかかるのでここまではチェックしません。

ただOGを解いたばかりの人が、Sample QuestionsReading問題を解くと選択肢が長いという印象を持つはずです。


Sample Questions Reading
問題(2010315日)


ということで、
OGReadingを本試験のReadingと比べて易しいと感じる人が多い理由をいくつか述べました。

その他には、OGは本の状態で解く人が多いのに対して、本試験の方はPC上で解答しなければならず、また回りの雑音があるため、本試験の方が解きにくいということも挙げられます。

とは言っても、OGに勝るTOEFL iBTの問題集はなく、TOEFL対策にOGは欠かせません。

OGだけでTOEFL対策が十分という人はほとんどいませんが)


実際「
OGの方が易しく感じる」と言っている人が結構OGで多くの問題を間違っているものです。

OGでも、その他の問題集でも、本試験との違いを気にするのではなく、問題から学べることを前向きにとらえるべきでしょう。


OG
への取り組みは十分ですか?(2009129日)


次回は、
OGと本試験のListeningの違いについてです。


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