改訂版 TOEFL Official Guide(6th Edition)の変更点詳細 その2「Reading概要」

2020-09-10

CATEGORIES Official Guideby.Katsurayama0 Comments

前回はOfficial Guideの最初のチャプターである “About the TOEFL iBT Test” における改訂版での変更点をお伝えしました。

 

» 改訂版 TOEFL Official Guide(6th Edition)の変更点詳細 その1「試験概要」

 

今回は、次のチャプターの “Reading Section” で変わった点を伝えます。
前回同様、細かな説明表現の変更には触れず、旧版(5th Edition)を持っている人が知っておくべき、大きな変更点をお伝えします。

 

以下、今回の記事のポイント:

1.表完成問題は3ポイントから2 or 3ポイントに変わった
2.単語問題が出題されるのは1パッセージあたり3-4問から1-2問になったとのこと
3.Reading Set 1-6(旧版)から削除された設問の紹介

 

 

Official GuideのReading Sectionにおいて、改訂版を見る前に私が気になっていたのは

 

表完成問題(Fill in a Table Qs)の配点がどのように変わったか?

 

Reading Sectionは昨年8月に新形式になって、問題数が1パッセージあたり13-14問から10問に減り、1パッセージあたりの時間は20分から18分になりました。
(以下では”12-14問”となっていますが、ここ数年では12問での出題はありませんでした)

 

 

 

 

 

 

 

旧形式では1パッセージあたり13-14問でしたが、問題数が異なっても1パッセージあたりのポイント数は15ポイントと一定でした。

どのパッセージも15ポイントだったのは、最後のまとめ問題が「要約問題」のとき2ポイント、「表完成問題」のとき3ポイントだったから。
(14問のとき最後は「要約問題」(2ポイント)、13問のとき最後は「表完成問題」(3ポイント))

 

問題数(ポイント) パッセージの「一部」の内容理解
から答える問題
パッセージの「全体」の内容理解から
答える最後の問題
A 14問(15ポイント)  13問(13ポイント)  Prose Summary Qs[要約問題] 1問(2ポイント)
B 13問(15ポイント)   12問(12ポイント)  Fill in a Table Qs[表完成問題]  1問(3ポイント)

 

ところが、新TOEFLでは1パッセージあたり10問と発表されたので、これまで以下のように出題されています。(EとFはトフレ受講生のご報告に基づく情報)

 

問題数(ポイント) パッセージの「一部」の内容理解
から答える問題
パッセージの「全体」の内容理解から
答える最後の問題
D 10問(11ポイント)  9問(9ポイント)  Prose Summary Qs[要約問題] 1問(2ポイント)
E 9問(11ポイント) 8問(8ポイント)  Fill in a Table Qs[表完成問題]  1問(3ポイント)
F 10問(11ポイント) 9問(9ポイント) Fill in a Table Qs[表完成問題] 1問(2ポイント)

 

注目いただきたいのは、Eのところ。このときは1パッセージ 9問で出題されました。
つまり公式に発表された1パッセージあたり10問とは異なる形式だったのです。

ところがその後、めったにない表完成問題出題の報告を受けたときは、Fの形式で表完成問題は2ポイントだったとのこと。

この状況を改訂版OGがどのように説明するか気になっていたのですが、表完成問題の説明では、旧版とは異なり

You can earn up to 2 points for tables with four correct answers and up to 3 points fo tables with five correct answers.

「表完成問題は2ポイントで出題される場合と3ポイントで出題される場合がある」

とのこと。つまり、EとFどちらもあるよと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に、以下のようにReading SectionのPractice Set 4, 5, 6の3つのセットで出題される最後の表完成問題はすべて9問目になっています。
すべて3ポイントでの出題であるのは、旧版と変わらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公式には1パッセージあたり全10問と発表しておきながら(改訂版OGにもそう書かれています)、全9問の問題を新教材にいくつも掲載するのが ETSらしいというか。
(変更するのが面倒、または難しかったんだと思います)

 

ということで、本試験を受けたときに1パッセージあたり9問で最後の表完成問題が出題される可能性があると思ってください。まあ、その可能性は極めて低いとは思いますが。

 

改訂版OG、Reading Section概要におけるその他の変更点としては

 

p. 38 Reading Question Types

 

旧版では単語問題は3-4問と説明されていたのですが、改訂版では1-2問になっています。

 

ただ改訂版のOfficial GuideやOfficial Tests Vol. 1 & 2では単語問題が3問出題されているパッセージは少なくありません。

しかしながら、TOEFL本試験では単語問題は1パッセージあたり2問以下がほとんどのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Reading Sectionの解説で変わったのは上記くらい。
以下、Reading問題タイプの説明の後の6つのパッセージにおいて旧版から削除された設問。
(1パッセージあたり3問しか削除されていないのは、もともと問題数が本試験の問題よりも少なかったから)

 

Practice Set 1:Q1, 8, 11
Practice Set 2:Q7, 9, 11
Practice Set 3:Q5, 8, 11
Practice Set 4:Q1, 3, 10
Practice Set 5:Q6, 7, 10
Practice Set 6:Q2, 4, 8

 

旧版を持っている人は上記の問題をいったん外して、9 or 10問を制限時間18分で解きましょう。
削除された問題は「質が低い」ということではないので、時間を測って問題を解いた後は飛ばした上記の3問も解いた上で、解答を確認することをお勧めします。

 

コメントをどうぞ

Eメールアドレスは公開されません。