TOEFL Listening & Reading問題を和訳したほうがいい?

2020-03-18

CATEGORIES 学習法 質疑応答by.Katsurayama0 Comments

オンラインTOEFL対策コース受講を開始して間もない方から以下のご質問をいただきました。
ご本人から文面掲載の了承をいただいたきましたので、ブログ上で質問に回答します。

 

今、Delta18Days CourseのListeningとReadingに取り組んでいるのですが、Assignmentにおいて、自分で日本語訳をしたりした方が良いのか、それとも音読や黙読にあてる時間を重視すべきなのか、悩んでおります。ちなみに、Listeningにおいては聞き取りよりも意味の理解のほうが難しく感じています。

 

その方は本試験はまだ未受験。以下、公式模試のスコア。

 

(TPO31)R 11, L 14, S 13, W 14, Total 52

 

スコアを紹介しているのは、人によって回答が変わる部分があるから。

 

この方は、模試でReading 11点、Listening 14点。
公式模試(TPO)のスコアなので、この方のReading、Listeningの実力を表していると判断できます。

 

Reading、Listeningスコアが10点台前半だと、問題の正解率は35-50%くらい。
単純に正解率から判断すると、問題への理解は半分くらいまでと思われます

 

つまり、問題を読んだり、聞いたりしても理解度が50%以下になりやすい。
そのような方が問題内容を訳して理解しようとするのは当然のこと。

 

英語学習でよくあるのが「和訳はダメ。英語は英語で理解する」という考え方。
この考え方自体は否定しません。
英語力向上の目的、学習対象となる英語(どのような英語を身につける必要があるか)、学習者の英語レベルなどによっては「和訳を完全に禁止したほうがいい」場合もあるので。

 

しかしTOEFLは難易度が高いため、理解を向上させるために母国語(日本語)を活用した方が効果的に学べるという方がほとんどと考えます。

とはいえ、「母国語の活用」は英文すべての訳を書くことを意味しません。

 

ご質問いただいた方の「自分で日本語訳をしたり」が正確には何を意味するかうかがっていませんが、それが問題の「全訳」ならお勧めしません。
TOEFLにおいて、読んだ/聞いた英語を日本語に訳して理解しようとすると、理解が追いつかなくなってしまいます。
よってTOEFL対策におけるゴールは、読んだ/聞いた英語を日本語に訳することなく、そのまま理解できるようになること。

 

中には「私はどうしても英語を日本語に訳して理解しようとしてしまう」という方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、そのように思う方が中学1年や2年の英語の教科書を読んだとしたら、日本語に訳さずに英語をそのまま理解できるはず。
訳してしまう理由の1つは、英文の難易度の問題なのです。

 

また「英文を読むと日本語に訳して理解しようとしてしまう」人もいるかもしれません。
そのような方はTOEFLでは高得点は取れません。
TOEFL問題を通して理解しなければならない情報のスピードは、訳しての理解では追いつかないので。

 

英文を訳してしまう習慣がある方は、易しめの英語で書かれた本の多読などを通して、英文そのままの理解に慣れるのが有効です。
ただ、多くの方はそのような習慣があるから訳そうとするのではなく、表現や文法、文構造、内容が難しく理解できないから、文の分かるところを訳すことにより、分からないところを明確にして、意味を推測しようとします。

 

分からないなりに訳して、文意を類推したり、理解できないところを整理した後、調べたり、質問をしたりすることにより理解度が上がるならそうすべき。
(もちろん訳さないまま、調べたり、質問して理解度を上げることもできますが)

 

大切なのは、訳して理解できるようになった英文を、訳さずに理解できるようにすること。
そのために黙読を必要なだけ繰り返したり、リピーティングしたり、音読しましょう。

 

今、Delta18Days CourseのListeningとReadingに取り組んでいるのですが、Assignmentにおいて、自分で日本語訳をしたりした方が良いのか、それとも音読や黙読にあてる時間を重視すべきなのか、悩んでおります。ちなみに、Listeningにおいては聞き取りよりも意味の理解のほうが難しく感じています。

 

ということで、ご質問が「全訳」を意味するのであればお勧めしません。
「訳す」こと自体は悪くはありませんが、訳すことが目的にならないようにしましょう。

必ず最後には「訳さずに理解できる」状態にしてください。

 

トフレのListening、Readingコースでは、これまで受講生の方々からいただいたご質問に対する回答が「解説Q&A」として参照できます。
分からないところのほとんどはそこで解決可能なはず。
それでも理解できないところがあれば、私に質問ください。

 

また、理解が不十分のまま音読、黙読しても実力は向上しにくいので、その点、注意が必要です。
「多くの問題に取り組んだがスコアが伸びない」という方の多くは、理解できない、聞き取れないところを潰さずに、進めてしまっていっているので。

 

以上がご質問に対する私からの回答になります。
上記内容を今後の取り組みの参考にしてください。

 

コメントをどうぞ

Eメールアドレスは公開されません。