今 65(R 21, L17, S13, W14)目標 85 → 105 のためのTOEFLスコア獲得戦略 その1

2019-12-07

トフレのListeningコースの受講を開始された方からのご相談メールに対してスコア獲得戦略のアドバイスをしたのですが、同じような状況の方もいらっしゃるかと思い、こちらでより詳しい内容を書くことにします。
ご相談いただいた方はここではHさんとします。先日のスコアアップ報告記事ではGさんだったので。

 

» TOEFLスコアアップ:102点獲得のご報告をいただきました!

 

以下、Hさんの状況。
もともと過去のスコアと目標スコアの情報のみに基づいて記事を書くことへの了承をいただいたのですが、Hさんの方からわざわざご自身の状況を詳しくお知らせいただいたので、そのまま掲載させていただくことにします。
Hさん、ご自身の状況を詳細にお伝えいただき、心より感謝申し上げます。

 

【英語学習歴、英語使用状況】
・海外生活、留学経験なし
・内部進学のため、大学受験英語の勉強はゼロ
・恥ずかしながら真剣に英語学習に取り組むのは中学生以来
・TOEIC 約750(約7年前)
・仕事ではごく簡単な英語でメールを日常的にやり取り
・月に1, 2件程度、英文契約書を読む機会あり
・日常で英語を話す機会はまったくなし

 

【これまでの経緯、今後の目標・予定】
2019年10月
・勤務先の社費留学制度への応募を決意、TOEFL学習開始
・Official Guide(青い本)をR, Lのみ3, 4周、S,Wはいわゆるテンプレの暗記にさえ至らず無対策
・単語は3800をRANK2まで9割程度暗記
2019年11月
・TOEFL初受験(11/16 Total 65, R21, L17, S13, W14)
・Listening Deltaコース受講開始(11/26)
2020年6月
・社費留学制度へ応募、TOEFL85以上が望ましいと想像する
・仮に留学制度に合格した場合、その後約1年間の受験準備期間等を経て大学院へ出願、2022年秋からの留学を予定
・TOEFL最終目標は105

 

【TOEFL初受験の感想】
・OGの模擬試験問題は初見で解いてR23〜26, L17〜23だったので、OGより本試験の方が難易度が高いと言われていることを考えると上記スコアは実力相応だと思いました
・Speakingはほぼ何も話すことができず、むしろ13点もらえたことに驚きました
・Writingはintegratedが話し手の論点を1つ聞き逃して約130字、independentは貧相な表現と内容で約180字だったのでほぼ予測どおりのスコアでした

 

【現在の学習状況】
・平日は始業前7:30〜8:30のDeltaコースと通勤時間の単語暗記がメインで、たまに早く帰宅できたら22:00〜23:00に勉強
・週末は約5時間程度
・葛山先生にアドバイスいただいたスコア戦略に基づき、まずはListeningとReadingだけの実力アップに取り組み中
・「聞いて意味がわかる状態になるまで何度でも繰り返す」を実践してみると、比較的易しいDeltaの設問でも、今までは大体こんな感じだろうと流していたような所も意外とすんなり訳せない、あるいは意味がスッと頭に入ってこないと感じることに気がつき、これまで消化不良のまま学習を進めてしまっていたのだと感じています。

 

では、まず2020年6月までにこれから半年ほどで85以上を獲得するためのスコア獲得戦略について書きます。

 

Hさんのスコアは

 

> 2019年11月
> ・TOEFL初受験(11/16 Total 65, R21, L17, S13, W14)

 

のみ。7年前ではありますがTOEICは750点くらいだったとのこと。
TOEICで750くらいだと、TOEFLでは60点近くになることが多いのですが、

 

» TOEIC何点だとTOEFLで何点取れる?

» TOEIC何点だとTOEFLで何点取れる?(続き)

 

初受験前にOGのReading、Listening問題を3-4周した成果が出たのでしょう。
その取り組みによりReading、Listening問題にはある程度慣れていたと考え、以下のスコア

 

>・TOEFL初受験(11/16 Total 65, R21, L17, S13, W14)

 

はHさんの実力が発揮された結果と想定します。
(初受験では、TOEFL iBT試験の形式や受験環境に戸惑って実力が十分に発揮できず、自身の英語力よりもずっと低いスコアになってしまうことがよくあります。)

 

> ひとまずの目標は半年後までに85点以上の獲得。

 

過去のスコアから判断して、目標スコア獲得には

 

R 26, L 23, S 17, W 20  Total 86を目指し、どこかでマイナス1でも85到達を狙う

 

のを現時点での目標とすべきと考えます。
(R 26は5問間違いくらい[85%ほどの正解率]、L 23は7問間違いくらい[85%ほどの正解率]、S 17は評価点3が1つと2が3つくらい、W 20は評価点3平均くらい)

 

Hさんの初受験のスコアから求められるアップの幅は以下の通り。

 

Reading 21 → 26(5点アップ)
Listening 17 → 23(6点アップ)
Speaking 13 → 17(4点アップ)
Writing 14 → 20(6点アップ)

 

それぞれのセクションでのスコアアップ戦略について書きます。

 

Speaking

 

Speakingの目標は 13 → 17 の4点アップ。

Speaking 13点の場合、おそらくは4つのタスクのうち1つか2つで評価点が1、残りの2-3のタスクで評価点2であったと推測されます。

 

» 【改訂版】新形式のTOEFL iBT Speakingセクションはどのようにしてスコアが算出される?

 

つまり、4つのタスクのうちの2つか3つは人間の採点官から評価点2が取れています。

 

> ・Speakingはほぼ何も話すことができず、むしろ13点もらえたことに驚きました

 

とは言え、「何も話すことができなかった」に近いタスクはおそらく1つか2つであり、そこだけが評価点1になったと思われます。
4つのタスクのうちの2つか3つはそこそこ話し続けることができて評価点2がもらえたはず。
実はご自身が思ったほどパフォーマンスは悪くなかったとスコアから分かります。

 

評価点2がもらえたタスクでの回答と同様な感じで、4つのタスクすべてに対して話すことができればSpeakingのスコアは15点くらいになります。
Speaking 15点は問題に対して話し続けることができれば獲得できるスコアなので。
また、評価点平均が2.0でも他の受験者の評価点が低めであれば16点になることも。
初受験およびSpeakingは何も準備をしていなかったため13点でしたが、次の受験までにSpeaking問題の形式を確認し、それぞれのタスクにおいて2-3問取り組んで、問題に少し慣れるだけで15点くらいは取れると考えます。

 

目標スコア85以上獲得まであと半年あるので、Speakingは今後1-2ヶ月内での受験で、あまり対策をせずに15点が取れるかを確認する

もし15点(評価点平均2.0)の獲得が難しい場合は、オンライン英会話などで英語を話すことに慣れる

 

のがいいでしょう。

 

17点を獲得するには通常、4つのタスクの内ひとつで評価点3獲得が必要なため、15点が取れたら17点以上を目指してどこかのタスクで評価点3が狙えるようSpeaking対策を行うが、Speakingは4つのセクションの中で優先順位が一番下なので、他のタスクのスコアの伸びを見ながらSpeakingにどれだけテコ入れをするかを判断するのがよいでしょう。
場合によっては Spekaingは15-16でOKとし、他のセクションで足りない1-2点のカバーを狙うのもありです。

 

とはいえ、後には105点以上の獲得を目指すので、どこかでSpeaking対策をしっかり行うことになります。
85点獲得まではSpeaking対策はほとんどやらずに他の3セクションの対策に集中するか、それともSpeaking対策を一部だけ行い、4タスクのうち1つか2つで評価点3が期待できるようにするか。
どちらを選択するかは2ヶ月後あたりのスコアを見ての判断するのがよいでしょう。

 

Speaking対策を後回しにしているのは、Reading、Listening力が低いままではSpeakingセクションのスコアが伸びにくいからでもあります。
Speakingの4つのタスクのうちの3つがIntegrated。つまりReading + Listening、またはListeningのみの内容について話すので、Reading、Listeningの理解が低いと語るべき内容がなく話すのが難しいため、Reading、Listening力を先に向上させた方が、Speaking対策に取り組みやすいのです。

 

今回の「その1」はここまで。
続きの「その2」では、Writing、Listening、Readingという順番で85点以上獲得戦略について書きます。

 

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