TOEFL模試でReading 29、Listening 29取れたけど、本試験ではReadingが難しかった。今後どう対策したらいい?

2019-09-27

コメント欄に表題の内容のご相談をいただきました。
ご相談の全文はコメント欄にありますが、下にまとめたものを掲載し、その後、分析とアドバイスをここでお伝えします。

 

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オンライン公式模試(TPO31)では、Reading 29、Listening 29。
Readingは33問中31問正解(正解率94%)、Listeningは28問中26問正解(正解率93%)。

 

・TOEFL本試験を初めて受けたら、結果はまだ出ていないものの「ボロボロ」だった。「リーディングの最初から歯がたたない感じで4択も迷う迷う。最後の数問は時間切れで質問も読まずに回答」した。
「あまりのショックで次のリスニングは上の空」になった。

 

・Official Guide(青い本)、Official Tests(赤い本)Vol. 1, 2すべて問題を付属のDVDで解いた。
赤い本のReading問題は「最初は80%ぐらいの正答率で2冊目に入って92%-97%の正解率」になった。
「旧式のテスト内容なので大問各20分測っていましたが、その時間内で文章が把握できないことはありませんでした。」
そのくらいの正解率だったので、トータルで100以上は取れると思っていた。

 

・本試験のReadingパッセージは「今までの過去問、模試に比べてかなり難しいと感じました。またこれまで4択で迷うことがあまりなかったのですが、今回は4択で迷ううちにパッセージを読み直すことになりました。」

 

・今後、Readingをどのように勉強したらよいか。
過去問では正解率が高かったので、これ以上過去問をやってもしょうがないとも考えるが。
次の受験は1ヶ月後くらいの予定。そのときまでの勉強方法についてアドバイスをもらえれば。

 

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この方の場合、Readingにおいてよいパフォーマンスができなかったのは、初めての受験であったことが、大きく影響したと推測します。
本試験では、周り受験者が出す音が気になったり、失敗できないというプレッシャーが集中を妨げたり、焦りを生んだりしがち。
もし今、通常の学習環境で、同じ問題を落ち着いて解いたら、理解度はずっと上がるであろうと考えます。

 

Listeningは、Readingで受けたショックにより上の空になったとのことですが、Reading問題内においても、最初の方の問題で見込み違いで時間がかかったことにより、その後の問題に対して慌ててしまい、落ち着いて問題が解けなかったかもしれません。

 

とはいえ、実際に出題された問題は、難易度が高めではあったのでしょう。
TOEFLは8月から新形式が始まったばかりであり、特にReadingは出題問題数、制限時間が変わったため、問題作成者がたまたまこれまでよりも難易度が高めの問題を作ってしまうこともあり得るかと思います。
しかし、問題が難しいからといってスコアが低くなるとは限りません。
TOEFLは同じ問題を解いた他の受験者との相対的な比較(偏差値)を考慮して、最終的にスコアが算出されます。
問題が難しくて全体的に正解率が低い場合、4問くらい間違えても29点が取れる可能性もあります。
なので、問題が難しいからと落ち込んだり、焦ってはいけません。

 

「最初は80%ぐらいの正答率で2冊目に入って92%-97%の正解率」

 

と、Official Tests(赤い本)の正解率は当初80%くらいとのことでした。
おそらくは80%くらいの正解率で最初の赤い本を終えてから、本試験までさほど期間は経っていない、つまり、その時から大幅な実力アップは達成されていないかもしれないと推測します。
(ひとつひとつの問題を着実に消化しているのではなく、本試験形式で問題を多く解き、間違った問題のみ確認している程度の取り組み方をされている印象があります。違うかもしれませんが)

 

仮に今回の本試験のReading正解率が80%であったら、6-7問間違い。
旧形式では80%の正解率だと24-26点くらいだったので、もし今回のReadingスコアがそのくらいだったら赤い本と同じくらいの正解率となり、低めではありますが想定内のスコアになります。

 

実際に何点になったとしても一番大切なのは今後の問題への取り組み方。

 

まず最初の行うべきは、OG、Official Testsにおいて間違った問題、正解に自信のなかった問題の見直し。
間違った問題すべてを問題タイプ別に分類することをお勧めします。
「ある問題タイプの正解率が低い」ことが分かるかもしれません。
また、できればこれまで取り組み済みのものすべてが望ましいのですが、少なくとも80%くらいの正解率のパッセージは必ず「意味を理解しながら、スラスラ読める」ようになるまで繰り返し読み直しましょう。

 

その後は、TPO問題に多く取り組むのがよいでしょう。(TPO = 公式模試で使われた過去問のセット)
Readingで29を取ることがある実力の持ち主なら、市販の問題集よりもETS作成の問題を多く解くのが最も効果的と考えます。
Official Guide、Official Testsを終えたなら、過去問2セット分のQuick Prep(無料体験授業から入手できます。Free Practice Testの問題はここのものが使われている)以外だとTPOしかありません。

 

「これ以上過去問をやってもしょうがない」ということは決してありません。
100%の正解率でなければ1パッセージにつき1問は間違えているわけで、不正解の問題がある限りはそのパッセージの問題から学ぶものは必ずあります。

 

TPOに関しては以下の記事も参考になるかと思います。
私がここでどこのサイトがお勧めとお伝えすることはありませんが、ご自身で少し検索すればいくつか見つかるでしょう。

 

» 中国のTOEFL対策サイトで提供されるTPO(TOEFL Practice Online)問題に関して

 

数日後にスコアができますが、コメント欄からスコアをお知らせいただければ、そこでの結果を踏まえて、またアドバイスします。

 

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しかし受講生の方でなくても、今回のようにコメント欄にご相談いただければ、ブログ上ですがアドバイスをすることもあります。

 

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