TOEFL iBT Free Practice Testの新形式Reading問題を分析しました

2019-09-11

前回のブログ記事

 

» “TOEFL iBT Free Practice Test” で新TOEFLを体験できます! & Reading、Listening問題の「単語リスト」を無料提供します!

 

では、8月から始まった新TOEFLの形式に沿った、本試験1セット分のサンプル問題 “TOEFL iBT Free Practice Test” について説明しました。

 

そこでのReading問題は、以前に公開されていた問題 “Quick Prep” に掲載されたTPO7とTPO8の問題パッセージから3つ選んで、新形式に変更したもの。
今回は新形式に合わせるためにどの問題が削られたかを伝えます。

 

以下、TOEFL iBT Free Practice Test、Readingセクションの3つのパッセージ。

Passage 1: Agriculture, Iron, and the Bantu People(TPO7)

Passage 2: Running Water on Mars?(TPO8)

Passage 3: Ancient Rome And Greece(TPO7)

 

新形式では1パッセージに対する問題数が、旧形式の14問から10問に減少
以下の表は、減らされた4問がどのタイプの問題かを表示しています。

 

旧形式(2019年7月まで) 新形式(2019年8月以降)
P1 P2 P3 P1 P2 P3
内容一致問題(Factual Information Q)  3問  1問  4問  2問(-1)  1問  3問(-1)
内容不一致問題(Negative Factual Info Q)  2問  2問  2問  2問  2問  2問
単語問題(Vocabulary Q)  4問 4問  3問  2問(-2)  2問(-2) 1問(-2)
推論問題(Inference Q)  1問  3問  1問  1問 2問(-1)  1問
意図問題(Rhetorical Purpose Q)  0問  1問 1問  0問  1問 1問
言い換え問題(Sentence Simplification Q)  1問  1問  1問   1問 0問(-1) 0問(-1)
パッセージの構成を問う問題  1問  0問(-1)
挿入問題(Insert Text Q)  1問  1問  1問  1問  1問  1問
要約問題(Prose Summary)※ 2ポイント  1問  1問  1問  1問  1問  1問
1パッセージあたりの問題数 14問 14問 14問 10問 10問 10問

 

 

以前に新旧のReading問題を比較した

 

» 8月から始まる新形式のTOEFL iBT試験の公式模試ではReading問題がどう変わった?

 

の結果と同じく

 

挿入問題(Insert Text Q)と要約問題(Prose Summary Q)が、1パッセージつき1問ずつ必ず最後の2問で出題されるのは旧形式のときと変わらない。
このパターンは新形式での維持されると思います。
実際に私が新TOEFLを受けたときそうなっていましたし、この形式が変わったという報告はいただいていません。

 

単語問題の大幅減少が目立ちます。
旧形式では3パッセージで11問だったのが、新形式では5問。
約55%ものカットです。

 

また今回は、言い換え問題(Sentence Simplification Q)が全3問から1問へと減っています。
以前の新旧形式の比較でも全2問が1問になっていました。
ただ出題はされているので、言い換え問題の解法を身に着けなければなりません。

 

P1では「パッセージの構成を問う問題」が出題されていました。

 

Q. What function does paragraph 3 serve in the organization of the passage as a whole?

 

パッセージ全体に対する第3段落の役割が問われていますが、Official Guideで紹介されていた10の問題タイプに収まらないこのような問題タイプが、稀ではありますが出題されることがありました。

以前では1つのパッセージに対して14問が必要でしたが、今は同じ長さのパッセージに対して10問だけ作ればいいので、ETSが自ら公表した問題タイプから外れるような問題が出題される可能性は更に低くなるとは思いますが。

 

 

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