8月から始まる新TOEFLでの「時間配分」をお伝えします

2019-07-20

2ヶ月ほど前に書いた以下のブログ記事

 

» TOEFL iBT試験が2019年8月から大幅に変わります!では何がどう変わる?

 

では、8月から始まる新TOEFLでは問題数がどのように変わるかを伝えました。

 

summary of the test changes

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、問題数と制限時間が変わるReading、Listeningセクションの時間配分について書きます。

 

Writingセクションは新旧何も変わりません。
よって今回、Writingセクションについてお話することはありません。

 

Speakingセクションは、6つの問題のうち2つ(旧 Task 1と5)がなくなるだけ。
新形式受験の際、対応を変える必要はありません。

 

ということで、問題に対する時間配分が変わるのはReadingとListeningセクションだけになります。

 

<Reading>

 

新形式でのReading問題は

 

3パッセージ:30問:54分 か 4パッセージ:40問:72分

 

のいずれかのパターンで出題されます。
4パッセージのときは1パッセージ分、採点されない問題(ダミー問題)が含まれます。
ダミー問題は何番目のパッセージか分かりません。

 

時間配分において皆さんが覚えるべきは

 

18分 → 36分 → 54分 → 72分(という18分の倍数)のみ。

 

これだけです。

 

Reading問題の時間配分は、新形式の方が楽になります。
旧形式は1パッセージあたりの問題数が14問(ほとんどの場合。たまに1パッセージが13問のときも)。
よって、例えば 現在の問題が35問目のとき、それが今のパッセージにおいて何番目か分かりにくいところがありました。
(正解:35 – 14問 × 2 → そのパッセージでの7問目にあたる)

 

しかし新形式は1パッセージあたり10問なので、「今17問目の場合、そのパッセージでの7問目で、その後には3問ある」と簡単に計算できます。

 

以下でも書きましたが、

 

» 8月から始まる新形式のTOEFL iBT試験の公式模試ではReading問題がどう変わった?

 

私は「パッセージ最後の要約問題(Prose Summary Q)を解答する目安は2分」とReadingコースの中でお伝えしています。
10問(1パッセージ)あたり18分ですから、最後の1問(= 要約問題)に2分かかるなら、1-9問に対して16分間。
よって、それぞれのパッセージでの9問目にあたる時間も含めると、時間の目安としては以下のようになります。

 

 問題 P1 Q9 P1 Q10 P2 Q19 P2 Q20 P3 Q29 P3 Q30 P4 Q39 P4 Q40
時間 16分 18分 34分 36分 52分 54分 70分 72分

 

9問に対して16分ですので、1問あたりにすると1分45秒ほど。
ざっくりだと5問目に入った(4問目が終わった)ときに7分経っているくらいでしょうか。
ただ、問題の解答時間は問題タイプによって大きく変わる(単語問題ならすぐに解答可能である)ため、このような途中経過の時間は気にしない方がよいでしょう。
時間を気にしすぎると、問題解答に集中できなかったり、残り時間等の計算で時間をロスしたりするので。

 

上の表の時間だけ気にすれば大丈夫です。

 

続いて

 

<Listening>

 

以下の記事でお伝えしたように

 

» 8月から始まる新形式のTOEFL iBT試験の公式模試ではListening、Speaking問題がどう変わった?

 

新TOEFLの形式に沿ったTPO31のListening問題では

 

Set1:会話1(5問)→ 講義1(6問)[制限時間:7分]
Set2:会話2(5問)→ 講義2(6問)→ 講義3(6問)[制限時間:10分]

 

Listeningにダミー問題が含まれる場合、おそらくは

 

Set3:会話3(5問)→ 講義4(6問)[制限時間:7分]

 

という流れのもう1つのセットが続くと予測します。
ダミーになるのは会話1題、講義1題分ですが、どの会話・講義がダミーかは分かりません。

 

Set2は旧形式と同じであり、1問あたりの時間は約35秒。
Set1(とおそらくSet3)は1問あたり約38秒。
それを踏まえての目安となる時間は以下のようになります。

 

会話 講義 講義 制限時間
Set 1 & 3 3分15秒 3分45秒 なし 計 7分
Set 2 3分 3.5分 3.5分 計 10分

 

Set 1(& 3)はSet 2と比べ、30秒ほど時間的余裕があります。
ただ大きな差ではないので、そこを当てにしない方がいいでしょう。

 

以上、新形式のReading、Listening問題の時間配分について書きました。
新形式にあった問題を解きたいという方は、以下を通して時間配分に慣れることができます。

 

» 8月から始まる新形式のTOEFL試験、もう受けられます。公式模試ですが。

 

コメント
  1. Masaki より:

    いつもブログを拝見させていただいております。

    この度8月から試験問題が一部削除され、試験時間も短くなるそうですが、それによって自宅に届くスコアレポートが早く届くようになるということは考えられますでしょうか。また、他社様のブログで受験日から4〜6週間後に自宅に届くと書かれていたり、他にはスコアがオンラインで確認できるようになってから4〜6週間後に自宅に届くと説明されていたりしており、どちらが正しいのかわかりませんでした。
    それによって受験日を決めたいと思っているのですが、先生の経験からしましてどちらが正しいとお考えでしょうか。

    正しい知識をお教えください。
    よろしくお願いします。

  2. Katsurayama より:

    Masakiさん

    > この度8月から試験問題が一部削除され、試験時間も短くなるそうですが、それによって自宅に届くスコアレポートが早く届くようになるということは考えられますでしょうか

    そうかもしれませんが、分かりません。

    スコアレポートの郵送での到着に関しては以下をご確認ください。

    https://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/official_score_report.html

    現時点でも受験日から1ヶ月以内で届くことも多いです。

    ただ、そもそも郵送で届いたレポートが必要なのでしょうか。
    スコアレポートの方法はいろいろであり、郵送されたレポートを受け取る必要がなければ、期間はかなり短くなります。

    Katsurayama

  3. Meika より:

    リスニング・リーディングデルタコースを受講しています。8月と9月に受験を予定しています。デルタコースで要約問題・表完成問題の章をやっているところです。8月からのTOEFLでは1パッセージあたり10問ということですが、最後の1問は要約問題または表完成問題いずれかが出るという理解で良いのでしょうか?それとも表完成問題はなくなり、各パッセージの最後の問は全て要約問題となったのでしょうか?お答えいただけましたら幸いです。

  4. Katsurayama より:

    Meikaさん

    ご質問の内容に関してはブログ記事に書いています。

    https://www.tofure.com/blog/?p=20125

    ETSは出題される問題の形式は変わらないと言っていますが、私は表完成問題は今後出題されないと考えています。
    (「絶対にでない」とまでは言い切れませんが)

    Katsurayama

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