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ETS公式 TOEFL iBTテスト対策アプリ “TOEFL GO!” とは? その4[最終回]

かなり前になってしまいましたが、以前に書いたブログ記事

 

» ETS公式 TOEFL iBTテスト対策アプリ “TOEFL GO!” とは? その3

 

の続きです。そして「その4」の今回が最終回。

 

今回のトピックは、TOEFL Go! アプリが提供する4つの3番目と4番目にあたる

 

3)In-app purchases of Reading, Listening, Speaking, and Writing authentic practice tests

4) Scores provided by ETS within 24 hours 

 

Speaking、Writingセクションの「有料」問題とスコアについて書きます。

 

Reading、Listening同様、現時点で Speaking、WritingにはPractice Test 1と2があり、Speakingは1,200円、Writingは960円で受けられます。
Speaking、Writing両方なら 2,160円。

 

Reading、Listening同様、Speaking、Writingの問題は

 

Practice Test 1はTPO15
Practice Test 2はTPO17

 

の内容。

 

先に結論を言えば、TOEFL Go! のSpeaking、Writingの有料問題、お勧めしません。

 

<Speaking>

 

TOEFL Go! のSpeaking問題は旧形式のままで、Speakingセクションは6問。
8月からSpeakingは4問になるので、今後なくなる2問を受ける必要はありません。

 

SpeakingとWriting合わせると2,160円ですが、現在は、以下のブログ記事で書いた

 

» 8月から始まる新形式のTOEFL試験、もう受けられます。公式模試ですが。

 

で新形式に対応したTPO31の模試(RLSW)が29米ドルとあまり変わらない価格で受けられます。

 

ちなみに TOEFL Go!とTPO31のSpeaking問題は両方とも、Speech Raterというa speech recognition technology that assesses pronunciation, fluency, vocabulary and grammar「Speaking回答に対する自動採点プログラム」がスコアをつけます。

 

TOEFL Go! のSpeakingセクションはスコアと評価(Good, Fair, Limited)が出るだけ。
しかし、TPO31の方はスコアに加え、以下のように

 

Speaking Rate (Fluency), Sustained Speech (Fluency), Pause Frequency (Fluency), Repetitions (Fluency), Rhythm (Pronunciation), Vowels (Pronunciation), Vocabulary Depth (Vocabulary)

 

の7つの項目においての自分のレベルを確認できます。

 

TPO31 Speaking Report1

 

 

TPO31 Speaking Report2

 

 

TPO31 Speaking Report3

 

現在のTOEFL iBTのSpeakingセクションの採点は、人間の採点官が行います。
Speech Raterは使われていません。

 

よって、内容を判断できないSpeech Raterのスコアは参考程度と考えてください。
しかし上記のような自分のSpeakingの発話に対する評価は、自動的につけられるものとはいえ、ご自身のSpeakingの弱点確認に役立つはずです。

 

<Writing>

 

TOEFL Go! はスマホやタブレットのアプリなので、PCで受けられません。
よって一番やりにくいのがWriting。
タイピングが難しいからです。
iPhoneやiPadにキーボードを接続してタイピングすることもできますが、キーボードは小さめなのが通常。

 

また本試験ならIntegrated Writingにおいて、PC画面左側にReadingパッセージ、右側にエッセイをタイピングしますが、TOEFL Go! のWritingは画面が小さいため、Readingパッセージはエッセイ記入画面に表示されていなく、Rパッセージを読みたい場合は、適宜タイピングを中断し、ページを移って参照しなければなりません。

 

Writingの採点は自動採点プログラムのeRaterが行いますが、eRaterは本試験のWritingセクションのスコア算出において人間の採点官と併用で使われているため、eRaterで何点が取れるか確認することに価値はあります。
しかし受けるなら上で触れたTPO31の模試等の方がいいでしょう。

 

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