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TOEFLスコア戦略:何点スタート、何点目標? [R 19, L 14, S 15, W 17 Total 65スタート、109以上目標] その6

TOEFLスコア戦略:何点スタート、何点目標? [R 19, L 14, S 15, W 17 Total 65スタート、109以上目標] その5(2017年12月29日)

 

の続きです。
こちらの続きを長らく書いていませんでした …

 

Writingセクションでは17点のスタートから28獲得を目指します。

 

17点の場合、Integrated、Independentそれぞれのエッセイに対する人間の採点官とe-raterによる評価点の平均が2.5であったと推測されます
「推測されます」と書いたのは、現在はWritingの換算方式は公開されておらず、またWritingでの換算は数年前のものとは若干変わってしまったため。
Writing換算の変更に関して詳しく知りたい方は以下をご一読ください。

 

Writingで23や26というスコアがでるのはなぜですか? その1(2014年1月8日)

 

Writingスコアが17なら、Writing力がまだ評価点3を獲得するほどに至っていないと思われます。
(Writing力自体は評価点3レベルでありながら、Reading力 & Listening力不足のため、Integratedで3が取れていない可能性もありますが)
「Independent Writingで2(Limited)を取ることがある」場合、最終的にWritingで28を獲得できるようになるには、Writing力の養成に多くの時間と労力を費やさねばなりません。

 

「目標スコアは109以上」なら、できればRL合計が50(R 26, L 24など)以上になってからSW対策を開始したいところ。
(SW対策の開始時期はRLへの取り組みを進めていく中で、スコアや残された期間を考慮して判断することになりますが)
RL合計が50以上になってからWriting対策を開始したなら、その頃にはReading力、Listening力確実に1段階、2段階向上しており、以前に17点を取ったときとは異なり、Reading & Listening対策を通してある程度表現力への蓄積や慣れを身に着けた状況でSW対策を始めることに。
その頃には、Integrated W、Independent Wの対策を少し行えば、評価点3平均の20点獲得は難しくはありません。

 

とは言っても、その評価点3平均(20点)を評価点4平均(25点)に上げるには、それぞれのWritingタスクにおける効果的な回答方法を学ぶだけでは十分ではなく、基盤としてのWriting力の向上が求められます。
エッセイを2-3本書けばすぐに25点が安定して獲得できるようになるとは考えないほうがいいでしょう。

 

Reading、Listeningでの5点くらいのアップが簡単ではないように、Writingにおいてもそれだけのスコアアップにはそれなりの努力が求められます。
効果的な回答方法を学び、それを活用しながら、実際に多くのエッセイを書く。
そして、書いたエッセイに対して添削を受け、自分の弱点を知り、修正していく。
この作業を繰り返していく必要があります。

 

エッセイを3-4本くらい書いた後に評価点3が4に変わり、Writingスコアが20 → 25になることもあります。
ですが一般的には、効果的な回答方法習得のためにエッセイを何本も書かねばならないだけではなく、自らのエッセイに文法・表現・論理のミスが目立つ場合は、多くの添削を通して自分のミスを見つけ、改善していくことが求められます。

 

Writingにおける評価点2, 3, 4, 5の違いに関しては、次回の「その7」でETSが公表する評価基準に基づいて説明します。

 

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