TOEFL Reading:単語学習に逃げてないですか?

2019-07-16

CATEGORIES Reading対策, 単語力についてby.Katsurayama0 Comments

以下、過去記事の再掲載です。

 

TOEFL iBTにおける大幅スコアアップ達成には、単語力の増強が欠かせません。
単語力アップの重要性、お勧めの取り組み方に関しては、過去にいくつも記事を書いてきました。

 

» ブログカテゴリー:単語力について

 

しかしあなたが現在、単語力の増強に努めているのであれば、以下の質問を自分に問いかけていただきたいのです。

 

「英文を読むことから逃げて、単語への取り組みを行っていないか?」

 

TOEFL Readingの問題パッセージを読むと、難しくあまり理解できない。
だからパッセージを読むのをやめて、まずは単語力強化のために(単語とその意味と例文が並んでいるだけの)単語本に取り組むことにした。

 

という場合、単語本への取り組みに時間をかけても、TOEFL Readingのスコアが上がらない人が多いと言えます。

 

なぜか?

 

その方にとってのReadingの弱点は単語力だけではないからです。

 

英文を読んで(日本語に訳さずに)そのまま素速く理解する「英文処理速度」
文の意味を正確に取る、また難しめの構文を判別できる「文法力」
アカデミックなトピックの内容理解の手助けとなる「背景知識」
英文が提示する話の流れを的確に把握するための「論理力」
問題タイプごとの設問ポイントを適切に押さえる「解答力」

 

等の向上も、TOEFL Readingでのスコアアップに求められます。

(3800などの)単語と意味が羅列された単語本への取り組みからは「英文処理速度」「文法力」「背景知識」「論理力」「解答力」の向上はあまり期待できません。
普段から英文を読む機会の多い、もともと「英文処理速度」「文法力」「背景知識」「論理力」「解答力」が高い人なら、TOEFLで出題されやすいアカデミックな単語を覚えていくことによってスコアを伸ばしやすいと言えます。

そうでない方は、単語と意味、例文が並べられた単語本への取り組みを通して「単語力」を向上させても、その他の力の不足が理解の妨げとなり、スコアアップをもたらすほどにはならないことが多いのです。

 

あなたは自分の興味関心のある分野の英文記事であれば、スラスラと読めますでしょうか。

 

答えがYesなら「英文処理速度」はそれなりに高いと言えます。

しかし、Noなら単語だけをどんどん覚えても、英文を読めるようにはなりにくいと考えます。

 

私は単語力強化は筋トレのようなものであると考えます。
私は高校時代に柔道をやっていたのですが、ここでの「筋トレ」とは柔道やレスリングにおいての身体能力強化と考えてください。

柔道やレスリングで勝つには、ある程度のパワーが必要です。
非力では、なかなか自分の技を相手に決めることができません。

 

スパーリング(試合形式での練習)では負けてばかりで楽しくないからと、実戦的な練習を避けて筋トレばかり行い、身体能力に秀でるようになっても、肝心の技や身体の動きが身についていなければ、本番での試合に勝てません。
しかし技や身のこなしは優れているが、身体能力が劣っているために勝てないならば、その人には筋トレが有効です。

 

負けてばかりだと、実戦形式の練習に喜びを見出しにくいかもしれません。
「問題パッセージを読んでも意味が上手く取れない」「問題に正解できない」とやる気が失せてくるのも分かります。

だからと言って、実践的な取り組みを避け、筋トレ(単語と意味、例文が羅列された単語本への取り組み)ばかりしていては勝てるようになりません。

 

しかし、試合形式の実践的な練習をしていれば、必要な筋力は自然とついてくるものです。
TOEFL Reading対策においても、問題パッセージを読む、問題を解く時間の確保を心がけましょう。

また、単語と意味の羅列ではなく、アカデミックなパッセージを多く掲載し、その中で使われる単語を解説したものであれば、その取り組みは「英文処理速度」「文法力」「背景知識」「論理力」を養成する訓練にもなります。
Readingスコアが22未満くらい方にはこのタイプの単語本をお勧めします。

 

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