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12月までに100点以上を取りたい。そのためには … その1

「12月までに100点以上を取りたい」

Web TOEFL受講生の方々との学習相談のやり取りで、そのように書いている方々がいらっしゃったので、その目標を達成する上での注意点を書くことにします。
受講生の方々からのご相談は個別の内容になりますが、ここでは誰にも当てはまることを書きます。

「12月まで」に限らず、いつまでに目標スコアを取りたいという場合、受験回数を意識する必要があります。

まずは、12月までの試験日を確認しましょう。

6月  13(土)、14(日)、27(土)
7月  4(土)、11(土)、12(日)
8月  1(土)、 22(土)、30(日)
9月  5(土)、12(土)、13(日)、19(土)
10月   10(土)、11(日)、24(土)、25(日)、31(土)
11月    8(日)、14(土)、15(日)、21(土)、28(土)
12月      5(土)、12(土)、13(日)、19(土)、20(日)

12月中に100以上獲得を目指す場合、12/19(土)、20(日)の受験では間に合わないでしょう。

よって、最後の受験チャンスは12月の5(土)、12(土)、13(日)のいずれかになります。
そのような話をすると

12月の受験日まで懸命に勉強して、100点以上が取れる実力が身につけばよい。
あと6ヶ月近くある。

と考える方もいらっしゃるかと思います。

しかし、この考え方だとかなり運に委ねられます。なぜなら12月の受験での目標スコア獲得を目指すと、チャンスは1回しかないからです。


このブログを読んでいる方の多くは、過去に私が何度も書いているので分かっていらっしゃるかと思いますが、TOEFL本試験のスコアは受験する度に上下します。
そのような現実を理解いただくためにも「受講生スコアアップ報告」ではできるだけ過去のスコアを掲載させていただています。

 

仮に12月の受験日の前に「100点以上が取れる実力」が身についたとしましょう。
しかし、だからと言って12月の試験で100以上が取れるとは限りません。

 

「100点以上が取れる実力」と「『毎回』100点以上が取れる実力」は大きく異なります。

「『毎回』100点以上が取れる実力」を持っている人は、108-109点以上になる可能性があります。

それに対して「100点以上が取れる実力」の方は、何回か受験したら100以上が取れる。

 

「100点以上が取れる実力」を身につけたら、何回か受験機会がほしいところです。
(見方を変えれば、それだけの実力にたどり着く前に、頻繁に受験する必要はありません。)


その昔は(とはいっても2年ほど前ですが)、「12日間に1回の受験制限」がありませんでした。
2年以上前は、受けたいだけ受験することができたのです。

よって「100点以上が取れる実力」が身についたら、1-2ヶ月間、集中してTOEFL本試験を受験できました。

「土日連続で受験すると、日曜は、前日での問題を解く感覚が残っているから有利」

という話をする人もいたくらいです。

しかし、現在は「12日間で1回の受験ルール」があるため、状況は大きく異なります。

 

今年のTOEFL試験日程で考えると、

12月は 5(土)、12(土)、13(日)のいずれから1回
11月は 8(日)、14(土)、15(日)、21(土)、28(土)から2回
10月は 10(土)、11(日)、24(土)、25(日)、31(土)から2回

受験できます。

 

結論としては「12月までに100点以上を取りたい」を確実にするためには、2ヶ月前の10月初には「100以上が取れる実力」を身につけてから、何回かの受験機会を持ちたいところ。
またその後の2ヶ月間、更に実力を向上させ、100以上獲得の確率を高める。

そうでない場合は、運任せの要素が大きくなっていきます。

受験回数が限られているからこそ、また目標スコア獲得の機会を増やすために、早めに「目標スコアを取れる実力」を身につけることが大切になります。

目標スコア獲得を確実にするか、または少ない受験回数のギャンブルになるか。

TOEFL対策を早めに本格化し、目標スコア獲得期限の2ヶ月前には「目標スコアが獲得できる」実力を身につけることを目指しましょう。

次回の「その2」では、まずはどのセクションで何点の獲得を目指すかについて書きます。

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