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発音の指導を受けよう!その1(五十峰先生)

皆さんご無沙汰しております。ウェブトフルSpeakingコース担当の五十峰(いそみね)です。
1年ほど前にTask 4 & 6の対策方法の記事を書いて以来です。その後の学習はいかがでしょうか?

 

さて今回は、発音指導に関して少しお話しさせて頂きます。

 

その前に、まずは発音にまつわる私の留学体験をシェアします。あれは留学をし始めたばかりの大学1年生の頃でした。寮で生活していた私は、毎日のように色々な人と出会う機会がありました。そのたびに当然自己紹介をしますよね。どこから来たか、何を勉強しているのか、ルームメイトはどうだ、等々・・・。自然と趣味やスポーツの話などになりました。あるフロアメイトから、

“What’s your hobby?”

と訊かれたので、昔からずっとバレー部だった私は

“I like playing volleyball.”

と言ったのです。しかし、 ”play”を”pray”「祈る」と勘違いされただけではなく“volley”の部分の発音が上手く伝わらなかったようで、

“Bible? Oh, you like the bible?”

っと宗教熱心な奴、と勘違いされてしまったのです。

 

具体的にはvolleyの “v”の唇を噛む音と、 “play”と”volley”の舌を歯に触りながら発音する“l”の音が出来ていなかったのですね。ちなみに正しい発音はこちらです。

 

それにしても自分が好きな事、特にスポーツについて相手が理解してくれないというのは結構ヘコみましたよ。それ以来徹底的に発音を何とかしようと意識しましたね。

 

TOEFL Speaking対策、特にTask 1 & 2を練習している方はわかると思うのですが、基本的には自分について話す機会が非常に多いですよね。その中で、自分が本当に好きな事、いつもよくやる事について、感情を入れて、具体例の詳細を詰め込んで、相手に一生懸命伝えようとしますよね。ですが、発音の悪さによってそれらが伝わらないのはとても悲しいと思いませんか?

 

私自身、学習者のスピーキング録音を聴いて、「すみません、この部分は何を言っているのか聞き取れません」とコメントした時も結構あります。日本人の英語発音に慣れているはずの私ですら分からないのであれば、ネイティブにとってはなおさらでしょう。

 

自分ではきちんと発音したつもりでも、ネイティブスピーカーにはそれが伝わらない場合もあります。ましてや採点者が採点にかける時間は限られており、皆さんの録音は1~2回ぐらいしか聞いてくれません。つまり一生懸命聞き返してくれたり、理解しようとしてくれたり、などはない、いわばほぼ一発勝負です。

 

スピーキングコースの中で「発音がすべてではない」という趣旨の事も言っていますが、同時に「理解できない発音ミスを減らす」という努力も必要です。

 

日頃からネイティブスピーカーにチェックしてもらっているという幸運な人はあまりいないでしょう。ウェブトフルでは、折角ネイティブスピーカーが皆さんの回答をチェックしてくれる機会があるのですから、この際、自分の発音の弱点・改善点を指摘してもらってはいかがでしょうか?詳しくはSpeaking Task 1 & 2 (Familiar Topics) 音声添削コースをご覧になってください。自分の発音の癖から抜け出すチャンスですよ!

 

次回も発音に関する記事を書く予定ですので、お楽しみに!それでは引き続き頑張っていきましょう。

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